消尽の日記

中身も外見もまぁ覇気がない

映画「キャビン」鑑賞後感想

こんにちは!山科です。

 

 

この前アマゾンプライムで「キャビン」を観ましたので感想を書きたいと思います。

※ネタバレを含みます苦手な方はブラウザバック推奨です。

 

 

あらすじ

小さな山小屋の入り口は、世界の破滅につながっていたー 夏休みに山奥へとバカンスに出かけた大学生5人。古ぼけた山小屋の地下で見つけた謎の日記を読んだとき、何者かが目覚め、一人、また一人と殺されていく。しかしその裏には、彼らが「定番のシナリオ通り」死んでいくよう、全てをコントロールしている謎の組織があった。その組織の目的は?若者たちの運命は?その先には、世界を揺るがす秘密が隠されていた。(アマゾンプライムビデオより引用)

 

好きなシーン

この映画の一番の見どころであるエレベーターのシーンが最高です。

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ここ見るためだけに借りても全然いいと思います。

とにかく両脇から殺人鬼や巨大生物や殺人ロボットがわらわら出てきて思い思いの方法で人間を虐殺していくのが最高。

怪物たちの中には「リング」「L4D」「IT」から出張してきてるのもいるのでよくよく見ていたら知っている怪物が出てくるかもしれない。

この映画はラスト30分の怪獣大暴れがとにかく抜群に良いので是非見てほしいと思います。

 

ツッコミどころもある

最初はよくあるパニックホラー映画の導入でカップルと主人公と黒人枠と変人の5人が電波の届かない山小屋でバカンスを楽しむというもの。

でも地下には怪物を収容してる秘密組織の施設があって毎年生贄を捧げることでいにしえの神を封印しているという設定です。

この組織は世界中に支部を持っていてどこかの施設が失敗しても保険がきくようになってるから安心だね!という設定です(フラグ)

日本支部なんかもあって「リング」モチーフの幽霊が教室で小学3年生の幼女十数人を取り殺すというシナリオでした。

中盤までわりとねっとり世界観を作ってたんだけど終盤になるにつれて雑になって行ったのがすこし残念なポイントだと思いました。

エレベーターの場面では簡単に押せるボタンで怪物が大量に脱走しててなんでそんなボタンを作ってんだってなったし、日本支部の幽霊が退治される場面では囲んでどんぐりころころを歌うんですけどまじ選曲考えてって感じでした。

せめてかごめかごめを歌うべきだったしどんぐりころころで幽霊が苦しみだして最後カエルになったのは正直笑った、カエルに幽霊を封印した後の幼女が喜ぶ場面も「Yeaaaah!!」とか「Foooo!」とかいいながら喜んでた。欧米か。

ラストも突然黒幕が出てきて説明しだしたりと設定のアラが割と目立ってるのであくまで良作に近いB級映画だと思って楽しんだほうがいいかなと思います。

パニックホラー映画への皮肉がちりばめられていて、生贄には捧げる順番があり最初はビッチ、次にスポーツマン、学者と捧げていき処女は苦痛や恐怖を十分に与えれば生贄にしなくてもよいなどの設定もあるので注意して観てればより面白いと思います。

 

この映画が好きならlobotomycorporationっていうゲームをお勧めしたい。ほんとそのまんまなので絶対どハマりすると思います。

おしり