11/24から11/28までの日記、もしくはリズ鳥の話。
リズと青い鳥、すれ違い続けた2人がセッションで真に分かりあい大好きのハグで絆を固く結び合ったの美しすぎて泣いてしまった
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月25日
2人の道は分かれているがそれは断絶なんかではなくて距離は離れても大きな結び付きで引かれ合っている、決して離れないことが劇中で描写されていて"救い"を感じた
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月25日
傘木希美と鎧塚みぞれはお互いにとってリズであり青い鳥であるの本当に素晴らしくてひたすらに良い
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月25日
傘木希美が鎧塚みぞれにとっての特別であることが今の今まで伝わっておらず想いがすれ違い続けていた事実があまりにも悲しい
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月25日
2人の抱える感情は包括的で名称のない愛だったわけだがそれをここまで色鮮やかに描き出してしまうの本当に凄いな
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月25日
割と真剣にリズ鳥のことしか考えられなくなってる
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月26日
傘木希美が持っている羨望と嫉妬の念が大好きすぎる、自分は憧憬と怨嗟がないまぜになってぐちゃぐちゃになる人間が好きだから
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月26日
傘木希美が音楽をやるのは音楽が好きだからなんだけど、鎧塚みぞれにとって音楽は傘木希美と繋がるための道具でしかなくて、それなのに傘木希美よりずっと上手く演奏するのあまりにも残酷すぎるな…
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月26日
傘木希美は明るくて社交的で鎧塚みぞれの前で「傘木希美」を振る舞える人間だけど、鎧塚みぞれと接するとき心の奥では冷えた感情が燻っているのかなと考えてしまう
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月26日
映画では傘木希美が鎧塚みぞれの言った「希美は私の"特別"なの」を信じたし、それは一生信じ抜かれるものであるということを描写していたけど、自分は薄暗い人間なのでいつかまた信じられなくなってしまって感情を歪に変形させてしまう日が来ることを妄想してしまう
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月26日
傘木希美の鎧塚みぞれに対する憎悪や嫉妬や薄暗い執着すらも全部好きと言い切ってしまう鎧塚みぞれの強い気持ちには本当に圧倒されてしまう
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月26日
鎧塚みぞれが他の人と喋ってるとき、自分はみぞれの「特別」じゃなくなったのか気が気じゃなくて無自覚に焦ったりしたんだろうか
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月26日
基本的に傘木希美は自分の鎧塚みぞれに対する執着心にあまり自覚的ではないので他人から指摘されると動揺を隠せない
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月26日
のぞみぞの2人は共通点として存在する不器用さすら別ベクトルのもので、すれ違いを起こしているので本当に対称的な関係性であるなと感じる
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月26日
特別になりたいという気持ちが錯綜するということでユリ熊嵐を思い出したけどリズ鳥とはまた微妙に違った文脈のものなのでとても興味深い
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月26日
テーマとしての広義性がある
ユーフォで1番好きなキャラは傘木希美
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月26日
初手リズ鳥10割ブッパいいすか?
マジでこの数日間リズ鳥の話しかしてないな…
リズと青い鳥、本気で自分の好きな映画No.1かもしれん…
とにかく傘木希美の焦りや嫉妬や諦念が大好きだし、それでも鎧塚のことに執着してしまう傘木希美のアンビエントな感情が大好き。
そんな傘木希美の全部が好きと言い切って、自分の特別であること、それは一生変わらないことを伝えた鎧塚みぞれ、とても良い。
鎧塚みぞれは傘木希美が誰かと喋ってると傘木希美が自分の手から離れてしまうと思って焦ってしまうんだけど、鎧塚みぞれが他と絡んでるときに傘木希美から見られているということには全く気付いてなさそうなので好きです。
傘木希美は鎧塚みぞれに見られていることをある程度把握しているけど、傘木希美が鎧塚みぞれにコンプレックスを抱いていることは全く気付いてないの良いですね。その残酷なほどの無邪気さや不器用さは、より傘木希美の感情をめちゃくちゃにするから。
リズ鳥、大好きな映画です。
あとはフラグタイムも観に行きました。
フラグタイム、相互コミュニケーションを描いててすごく好きなやつだった
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月27日
服で自分を着飾ることで周りに合わせようとすること、本当の自分を見て欲しいという感情の発露、その全てが大変良かった
EDのFragileが良かった
— Yamashiiina (@yamashina_n) 2019年11月27日
フラグタイムも良かった。
森谷(本作の主人公)が3分間時間を止められる人間なんだけど村上(番の女)は時間の止まった世界でも動ける唯一の人間で、森谷と秘密を共有する関係を形成していく。
この過程がとてもよくて、時間が止まった間に浮気してる男にいたずらしたり教室内で服を脱いだり色々するんだけど、村上が他のクラスメイトと喋ってると嫉妬してしまって無自覚に時間を止めてしまったり、逆に森谷が誰かと親しく喋っていると妬いてしまう村上なんかがあって最高でした。
あと森谷は村上と一緒の下着をこっそり通販でポチって身に付ける女で、端的に言ってヤバいんだけど村上も森谷に廊下で下着を見せびらかしたりするので最高に気が合ってるのかもしれん…
村上は作中でひんぱんに脱ぐんだけどそれは幼少期のトラウマに起因していて、きっかけは決して劇的なものではなくてほんの小さな「気配り」が要因だったんだけど、成長するにつれてその「気配り」をする癖が再生産されて増幅を繰り返し、最後は単語帳に全校生徒のプロフィールを書いて暗記するにまで至ってしまう。
かなり病的なところまでいってしまってるし「過度に相手に合わせて相手が喜びそうなことを実行する」せいでアイデンティティが喪失してしまってて悲惨な内面が暴かれるシーンはめちゃくちゃ辛くて怖かった。
あと村上がたびたびやってた衣服を脱ぐという行為は「服を着飾る」という行為を「仮面をかぶる行為」に重ね合わせていて、服を脱ぐ事で「本当の自分を森谷に見て欲しい」という欲求を暗示している演出がかなり自分に刺さった。
最後は自分の胸の内を曝け出し合うことで結ばれるんだけど、この映画は相互コミュニケーションを丁寧に描いているいい作品だと思う。
対称的な2人が本心を曝け出す真のコミュニケーションによって形作る一種の愛情の話だった。
もう映画の感想しか書いてないけど実際映画見る以外は特筆すべきことやってないので今日の日記は本当にただの感想文になってしまった。
おしり