消尽の日記

中身も外見もまぁ覇気がない

10/7の日記

 

 

 

 

朝おき。

 

朝おきてもう1回寝た。2回就寝。おきてコーヒーを淹れて飲んだ。豆は買って5日くらいだけどもうすでに酸化してきた豆の味が香り始めて改めてコーヒー豆は生鮮食品であるのだなぁと感じ入った。ずっと美味しいままであれ。これからはちょっとずつ湯温を下げて淹れて少しでも嫌な渋みを減らして飲んでいくのが長く飲む秘訣なんかもしれんね。

 

朝おきてからしたことは昨日見たヒプマイを見返すことでした。1話、各ディビジョンごとに音楽性の違いがめちゃくちゃ出てて面白かった。構成員がギャング警察官自衛隊のところが特徴的なシンセとギャングスタなリリックでもろにウェッサイコーストのサウンドだったので面白かった。ギャングを捕まえろ。音的には乱数(らむだ)くんのところが好き。今風のチルいビートに歌唱的なフロウが乗っかってて好きだ。小説家の人が自分のことを小生と呼んでいてトリコとココがスタージュン(ロボットの姿)と初めて相対したときみたいな顔になった。ぞぁっ

 

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はてなブックマークとかやってたらいやだなと思いました。

 

 

午後はモルフォニカの1stライブをビューイングしに行った。(ここから先全部ライブの感想)

 

まずライブビューイングが初めてでかなり困惑しながら2時間前くらいに会場に到着したんだけれども缶バッジ以外は結構残っててラババンだったり色紙だったりを買うことが出来た。多分もうちょっと後に来てもよかったかもしれない。適当に外をうろついて時間を潰したけどドンキがサブカルとヤンキー文化の悪魔融合で独特な空気を形成していて面白かった。都会のデカいドンキは面白い。

 

時間になって劇場に入ったあとは進藤さんがライブ前の注意喚起をしていた。スマホの電源を切ろうとしたらCOCOA(国が出してる陽性者発見アプリ)を起動させておくためにマナーモードにしといてくださいと言われて時代を感じた。実際自分はCOCOA入れてるけどこのアプリの知名度がなさ過ぎて入れてない人のほうが多いし、アプリを入れてない陽性者の存在はわからないうえに不具合報告がインターネットでたびたび散見されているからマジの役立たずアプリなんだけどこんなのでもアナウンスが入るのはすごいなぁと思った。

 

あと映像の名前紹介のところのフォントがライラっぽくて良かった。ウィッチクラフトワークスで多用されてるあの感じのフォントが好き。

 

1曲目はday lightだった。

音源で聴くと「倉田ましろ」としての属性を意識した高めの歌唱なんだけど今回のライブでは中音域の声がパワーアップして力強いミックスボイスが出ていたので初手で圧倒されてしまった。鳥肌が立った。ライブで聴くギターサウンドが破壊的に太くて猛烈にカッコ良かったし旋律をバイオリンで演奏しているのでハードでバキバキなギター音にエレガントな音が乗っかっててモルフォニカ~~~~!!!!の気持ちになった。

 

そしてここから先のこと全般に言えるけど進藤あまねさんの表情管理が本当に完ぺきで大変美しかったので今書いておく。自分がいまどういう見え方をしていてどういう顔で今すべき演出は何かということをすべからく理解しているのがわかってめちゃくちゃ凄かった。これは綿密に積み重ねられたリハーサルや練習の賜物であって、これを見るためだけにお金を払う価値があるライブであると感じた。

 

Daylightの次はchAngE。ファルセットと地声を行き来する曲でもしっかり歌いきっていてカッケェ~~~て思った。Ayasaさんのバイオリンが超絶技巧で凄みがあったのにイントロや間奏ではフリフリしながら弾いていて可愛さとかっこよさのギャップの高低差があった。隣のオタクがサビでオレンジ炊いたので手元が一気に明るくなってメモが見やすくなったのが印象的だった。ルーメンの暴力。

 

MC。みんな自分のカラーのネイルをしていてめちゃんこ可愛かった。広町の声が個人的にかなり好きなので良かった。次は新カバー曲披露だった。

 

月光花ブラックジャックの曲であるということを家に帰って原曲を聴いて気付いた。聴いたことあるなとぼんやり思ってたけど原曲聴くまでわからなかった。ゆったりしたテンポでバイオリンが映えるなぁと思ったしゴシックなメロディだなぁと思ったけど原曲でもしっかりバイオリンが編成に入っていたしヴィジュアル系なんだからゴシックな雰囲気のある曲なのは当然のことだった。

 

深海少女。バイオリンを指でタッピングして単音を弾いていてそんなエレキギターみたいな奏法もあるのかと驚いた。リズム隊のふたりが目くばせしながら演奏していてめちゃくちゃ良かった。今回のライブこういうところばっかり見てた。

 

MC。西尾さんがしゃべってるときに手をいごいごさせまくってたのが可愛くてキュンキュンした(キショ…)

ライブ中に書いたメモを解読しながらこれ書いてるけどこのMCはこれしか書いてなくてゾッとした。

 

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金色へのプレリュード。まず思ったのは「神」ということだった。この曲は倉田ましろの声質とめちゃ相性がいいと思っていて、それは音域がバイオリンやギターとかぶる部分が少なくて声を聞き取りやすいと感じているという理由と単純に良い曲であるという理由がある。直田さんのカメラ目線があったけど本当に凛々しくてかっこよかったので爆沸きした。

 

幕間映像。

 

Ayasaさんのタッパが強調されてて最高だった。元々身長高めの人なんだけどこの収録ではさらにヒールを履いていて、底上げされた足の傾きが全体の印象としてのスレンダーさをさらに印象付けていた。あと直田さんの落ち着いたミントグリーンなギンガムチェックのワンピースのシルエットがめちゃんこ可愛くて良かった。アームの太い服は袖が絞ってあると手首の上でたるみが出て可愛い。みんな秋服を纏ってて可愛かった。

 

幕が開けてブルームブルーム。(記憶が正しければ)ここで衣装のマイナーチェンジがあって進藤さんがショートパンツになって蝶のモチーフがあしらわれたタイツになっていたのが印象的だった。ブルームブルームは春を思わせる歌詞や曲調で祝祭感の強いメロディなので好きだ。

 

Nevereverland。全く知らんかったけどめちゃ良い曲だった。原曲にもバイオリンが編成に入っていた。バイオリンが入るだけで華やかでホリックな雰囲気が出るの凄いなと思う。バイオリンという楽器が持つ魅力。破裂するんじゃないかと思うほどシバかれまくったシンバルが強烈にイケてた。(原曲はハイハットだった部分を今回のライブではシンバルで叩いてた気がする。もしかしたら開けっ放しのハイハット叩いてたのかもしれない)

 

 MC。お立ち台に上って衣装披露。宝石が肩やデコルテにあしらわれており大変好(ハオ)。直田さんのインナーカラーが透子リスペクトっぽくて良かったです。

 

MC明け、CQCQ。知らなかったので調べてみたら「神様、僕は気付いてしまった」の曲だった。これはメジャーデビューにあたって名前を変えたんだけど元はまふまふの名前で歌い手をしてた人。結構いろいろな場面で神僕の名前を聞くので上手くいってるぽくて嬉しい。音域の広い曲で高音がきれいなまふくんの良さが前面に出たエモい曲だと思った。今回のライブではサビ前のベースのスラップが本当にキマりまくってて鳥肌が立たしそのあとピックを即座に握り替えて演奏してるので凄い。

 

メリッサ。個人的に一番良かったと思っているし、実際良かったと確信している。メモを見てると部分的にオク上で歌ってると勘違いしていて謎。冷静に思い返すと普通に歌ってた気がする。Ayasaさんの目線があったけど美しすぎて唖然とした。歌唱はもちろん最高だったけど「なぁ、お前の背に俺も乗せてくれないか」のところで進藤さんと直田さんが向き合って演奏してて口角が爆釣した。これは倉田と桐ヶ谷のカップリングにおいても大きな意味を持っているし何かと対照的なふたりなので、倉田からお前の背に俺も乗せてくれないかと桐ヶ谷に歌うのはあまりにも情緒がありすぎる。めちゃくちゃ良かったです。

 

MC。直田さんがみんな水飲む?みたいなことを言ってた時に進藤さんがもう水飲んじゃってたの倉田の変なマイペースさとリンクしてて良かった。

 

flame of hope。ギターがブンブンしてて金属音みたいな音がめちゃくちゃカッコよかった。バキンバキン鳴ってた。進藤さんのカメラ目線や身振りが本当にかっこよくて鳥肌立った。これ上松さんの作った曲らしくてその情報を飲み込んだ後に聴いたら確かにそれっぽいメロディラインが入っててなるほどなと思った。歌詞が全体的に覚悟的だったので次の段階へ歩み始めたモルフォニカの曲なんだなと受け取った。

 

幕間映像。Ayasaさんが西尾さんのガラス細工加工をしてる時めちゃくちゃ腕組んで注視してて、野良将棋を横で立ち見しているおじさんみたいな情景になってたのがかなり面白かった。かなり前のめりで見てた。そして西尾さんは集中してて口が半開きになってた。グラスかけたAyasaさんが思った以上にファビュラスで芦屋に住んでそうだった。

 

アンコールでもう一度day light歌ってた。ドラムの迫力を再確認したしmikaさんのカメラ目線めちゃくちゃ楽しそうで可愛かったしかっこよかった。無敵。

みんな朗らかな顔でやっててグランドフィナーレ感の強いday lightになってた。この曲は始まりを歌った曲なのに聴き方の違いだけでここまで印象が変わるのかと思った。

 

アンコール2曲目、ブルームブルーム。演奏する前にひとりずつコメントを残してたけど西尾さんがしょっぱなday light流れた瞬間に鳥肌立ったって言ってて無限に頷いた。進藤さんはめちゃめちゃ泣いていた。

ブルームブルームでは蝶をかたどった銀紙の紙吹雪がとても綺麗で最後の曲を美しく飾っていたので最高になった。

 

最後のあいさつで画面中央に銀紙の蝶がステージで輝いている映像が映し出されててアニメのEDかと思った。

 

 

 物凄く良いライブだったしモルフォニカの核心である未熟さやそこからの成長といったテーマがふんだんに盛られたライブであったと思う。つくづくモルフォニカは蝶のメタファーがしっくりきてるよなぁと実感した。最高のライブだった。

 

 

おわり