消尽の日記

中身も外見もまぁ覇気がない

「京都→六地蔵」9/20の日記

 

 

9/20

 

朝起きて大学の履修登録を確認しようとしたら登録したやつ全部真っ白になってた。頭も真っ白に。即窓口に電話して事なきを得た。

 

初めて履修登録でミスったけど気付いた瞬間に滝汗をかいて身体が芯から冷えたのでもうしたくない。心の奥底でまぁそんなに期日をぶっちぎっているわけでもないし大学側から電話もかかってきてたわけではないので何とかなるだろと思ってたけど、全ロストの可能性がチラついた瞬間に思考が真っ暗な方向へフルスロットルで突入していったので何とかなるとわかっていてもストレス反応は強くでた。

 

 

中間報告。進捗芳しくありません。

 

夕方

 

図書館に行ったけど貸し出し時間に10分遅れてたのでざっくり巡回してから出た。次行くときは早めに。

 

 

晴れてて気分が向いたので電車を使わずに歩いた。京都→六地蔵2時間ちょいのウォーキング。途中しんどくなったのでバスを使った。

 

 

 

くるりの曲を聴きながら京都を歩く。ワンダーフォーゲルは歌詞の中で何千マイルも歩いているし、虹は六地蔵が登場する。しかも夕焼けが綺麗な時間に歩いたので虹に登場する歌詞の「遠く空が燃えている」と同じシチュエーションだった。どっちもイントロからアウトロまで全部すきな曲たち。

 

虹、くるりで一番好きな曲。二番は上海蟹

 

 

これ、あとあと確認したら包んだすあまはみっつだった。どういうことかというと「砂の降る教室」収録の連作A町商店街の1首

 

笑ひ皺に取り囲まれて和菓子屋の女すあまを三つ包めり

 

これを思い出してふらっと和菓子屋さんに寄ったということです。歩いてる間はすあまをふたつ包んでいたと勘違いして覚えていた。

 

和菓子屋で買ったおはぎはもち米の半殺し加減が絶妙だったし、あんこもわざとらしくないふわっと香る静かな甘みだったのでべらぼうに美味しかった。棒持ってるおばあちゃんがこれではんごろしにしますって言ってる画像昔あったよね。

 

花屋の角に座ってる店主のようなおじいさんが夕焼けに照らされていた。たくさん生きたひとだけが持っている地面に根を張ったようなどっしりとした振る舞いがあり、味な深い落ち着きがあった。おじいさんはやせ身だったけどそれ以上の風格を携えていたし隣の苗木が植えられた鉢と合わさってその場の情緒を完全に支配していた。

 

 

メールメールメールラインメール。中間発表関係で激烈忙しくて終わり散らかしている。のんきにぶらついてる場合じゃなかったかも。

 


葉山さんの歌声初めて聴いた。めっちゃ良い。ハツラツなひとが繊細な葛藤や悩みの歌詞を歌うやつに弱い。エモいキーボードのメロディがけだるい憂鬱な印象を強調しているし、MVで映している「暮らし」も相まってとても儚さを感じる。良いカバー。

 

 

おわり