消尽の日記

中身も外見もまぁ覇気がない

「ウエウエテナンゴ」10/8の日記

 

 

10/8

 

朝。

 

早く目覚めたけど全然起き上がれなくて結局一時間くらいプラスで寝てしまった。

 

午前は打ち合わせで丸つぶれ。

 

昼過ぎ

 

 

今日予定してたデカめの用事がひとつ終わって胸を撫で下ろした。なんともなくスムーズに終わってよかった。

 

かなり気分が良かったので昨日買った豆を淹れた。タリーズのグラノ・デ・オロ農協の豆。この豆は農協単位の呼称になっていて、通常は農園ごとにラベリングされることが多いんだけど、今回の豆は小規模農家で収穫したものを集積して出荷するという形をとっている*1グアテマラの豆でシティーロースト(中深煎り)になっており、豆の状態を小皿に出して観察してみた感じだと欠点豆も少なくて、劣化してる感じもなかったので品質が良いなと思った。袋ごとにある程度差はあるんだろうけど大きな差はなさそう。

 

淹れて飲んだ感想としてはかなり美味しいというのが率直な感想。コーヒーらしいコーヒーだなという感じ。液体に若干とろみのようなものがあって、それが丸みを帯びた質感としてコーヒーの印象を柔らかいものにしている。シティローストなので苦味が土台にあるのが感じられるんだけど、液体が口に入った瞬間は芳醇な甘みがあって全体の印象はとても均整がとれた味わいだなと感じた。自分の好みである柔らかい甘みのあるコーヒーと凄く近い味わいだったので個人的には当たりの豆だなと思った。

 

 

VERTEX、本当に良い。検索したら今年の4月もVERTEXにくらってたけどいつ聴いても良い。GottzとMUDは本当にふたりともかっこいいラップをする。毎回ビートへの理解力が高くて、ビートに振り回されることなくオリジナリティを提示してくるので本当に凄まじい。小節に対してちょうど欲しい文字数をビタビタにはめてくるので聴いていて心地良さがある。Nice Booty、Dream Land、Adrenalin、Cook Good、Slangin’が好き。Cook GoodとSlangin’が特にヤバくてCook GoodはMUD、Slangin’はGottzの良さが光ってる。激渋のふたり。

 

Cook GoodはMUDのフックでスムーズなフロウとガッチガチの韻がやってきて強制的にブチ上がってしまう。Slangin’は1バース目のGottzの暇つぶしのつもりが気が狂って踊りだす部分が気持ちよすぎるし、そもそもビートと声の相性が良すぎる。

 

ビートで一番良いなと思ったのはDream Land。Young Xanseiのビートで浮遊感のあるサイケデリックなシンセが病みつきになる曲。

 

 

気になる。知ってる歌人や詩人がちょこちょこ居て気になってはいたんだけどなかなか手が伸びてなかった。こういうのって勢いだから!の気持ちでえいやって感じでポチッた。現代詩手帖を買うのは初めてなので届くのが楽しみ。

 

 

今日淹れたコーヒー豆の産地がウエウエテナンゴだったんだけど、この地名が世界の地名の中で一番好き。グアテマラは先住民のつけた名前が地名になっていることが多いっぽくて他にもアカテナンゴとかケツァルテナンゴなんかもある。

 

でも声に出して読みたいのは圧倒的にウエウエテナンゴ。なんかアゲな感じがするし景気が良さそうな語呂だから。ウエウエテナンゴ…ウエウエテナンゴ…

 

 

おわり

*1:アフリカにおいては小規模農家が多いので例外的に農協単位の豆が出回ったりする