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朝
起きる。紅茶と白湯。お腹をあっためてパンを食べる。メガネとって髪揃えなきゃ。そして電車に乗る。
UGE CHAN MARCHの「コンビニグルメでマンチ」の部分、今まで結構攻めた言い回しするな程度にしか受け取ってなかったけど、SEEDAのJust Another Dayの「コンビニグルメチップス喰ってマンチ」のサンプリングだったことに今気付いた
— 消尽 (@n_exhaustion) 2022年5月10日
花と雨、ちゃんと聴くのは初めてで今までふんわり聞いていたけどかなり良いかも。Just Another Dayは等身大のストリートのThugって感じの曲で、夜の街に出向いて麻薬を手押ししたりグラフィティ描いたりステッカー貼ったりするという話。そういう文脈の曲から言葉を引っ張ってきたFAKE TYPE.凄まじいな。そして表題の花と雨は姉の突然の逝去のことを歌っていて、この曲はthanxって曲とニコイチになっている(あとから知ったけどthanxはアルバムのシークレットトラックらしい)。thanxは高校中退からのストリートでの生活のことをラップしていて姉の死から約4年経った後のことを歌っている。花と雨とthanxで言いたいことは最後のラインである「消えた灯火 日々祈り捧げ 花と雨も 明日は 花に晴れ」に現れていて、死を悼み、それでも前を向く素敵な詩だと思った。そのあとニートTOKYOの呼煙魔のインタビューを見て深く息を吸った。音楽。
やがて君になる読み終えた。佐伯先輩の葛藤とそれに対する答え、最後は自身や七海さんに向き合って逃げなかったこと、納得できる決着がつけられたことが本当に良かった。
— 消尽 (@n_exhaustion) 2022年5月10日
あと児玉さんと佐伯さんが互いにちょこちょこ響き合っている部分があったところ(相手に一目惚れしたところとか)とふたりの絶妙な距離感が好きだった
— 消尽 (@n_exhaustion) 2022年5月10日
児玉さんはストンとした前下がりボブでシャープな印象があるキャラデザで、それとは対照的に佐伯さんはエアリーな毛先のゆる巻きと重ためで幼い柔らさがある前髪をしているというキャラデザで、並んだときに「大人と子供」になるのも含めて好きだった
— 消尽 (@n_exhaustion) 2022年5月10日
やがて君になるを読み終えた。演劇が生徒会長にとってただの演目ではなくなっていることが分かり始めた時点でこれはかなりの大事になってしまっている…と思った。みんなよく生徒会劇を形にしたよねという気持ちになる。凄い。
キャラデザは児玉さんが好きで人物は佐伯さんが好き。切長な印象の造形と柔和な印象の造形という対比があって、それがそのまま立場としての「大人と子供」の対比にも接続している感じがあるなと思った。そしてシスターフッドでもあった。良い関係性だと思う。佐伯さんの外伝小説があることを教えてもらったので買った。著者入間人間で笑っちゃった。いつも触れる作品の外縁に入間人間がいる。真芯にいることもある。
おわり