消尽の日記

中身も外見もまぁ覇気がない

「2枚抜き」8/31の日記

 

8/31

 

 

ゆっくりコーヒー飲んでたらギリギリになった。いっつもこうだ。コーヒーはできるだけ午前中に飲みたいのだけど大学がある日は大学に行かねばならず、大体の場合まぁまぁ早く出ることになるので朝7時起きとかすると全然ゆっくりできない。6時半に起きてシャッキリ行動する必要がある。

 

 

 

 

バンドウがいた夏の2が出た。主人公が坂東英二から変わって設定も変わったけど以前の漫画も読んでるとわかる小ネタが散らばっていて面白い。全部がぶっ飛んでてふざけ倒してるけど展開は王道で熱かった。めちゃくちゃ面白かった。

 

 

 

好きなキャラこんなんばっかやないか。1巻を読んだ感想が上の感じなんだけど、ふたつ目の呟きで言及しているキャラクター(愛場さん)は2巻で印象がだいぶ変わる。この人は中学生時代に恋人だった長谷川さんのことが忘れられず、高校に上がってからは長谷川の面影を感じる人を手当たり次第に食っているという設定の人。強烈な執着だ。そしてその執着はそれ自体が彼女の"弱み"でもある。作中での愛場はあまり動揺したりせず優位なポジション取りをして人間を魅惑する人なんだけど、長谷川絡みの話にはかなりの頻度で狼狽えるし長谷川にもそこを利用され手篭めにされている。1巻では完璧なバリタチとして描かれることが多いけど2巻では長谷川に振り回される描写が多くなっている気がする。

 

愛場の元カノである長谷川、1巻では性的な挑発に流されやすいバリネコとして描かれることが多かったんだけど、2巻ではもうタイフーンって感じで周りの人々を巻き取りまくり&手中に収めまくりの人物として描かれている。2巻でも基本ちょっかいをかけられてるんだけど、本当に重要なところでは圧倒的な立ち回りでその場の空気をコントロールする。性的に倒錯した関係を構築して周りの人間を手篭めにする。「(別れた今でも)愛場さんのことが1番好きですよ」と言ったその口で今カノの口を食むように奪い舌を這わせることで、その場にいた愛場と今カノの心を2枚抜きしていた。怖すぎる。

 

総体的に扇情的でインモラルな百合漫画だった。作者が放課後プレイの人なのでさもありなんって感じやね。

 

今回は書かなかったけど、長谷川の友人の赤沢もかなり好き。露悪的に振る舞うけどそれを徹底しきれない人間臭さもあって、それ自体が一種の愛くるしさとして機能している。

赤沢、好きではあるんだけど長谷川と関係を持ったときの状況が自分の持っている倫理観からかなり逸脱していて簡単に好きとは言いずらい部分がある。

 

おわり