消尽の日記

中身も外見もまぁ覇気がない

1/25〜1/28の日記

 

 

その日その日で書かないと書きたかったこと忘れてしまう。

 

忘れてしまうとその書きたかったことは死んでしまったということになり、記憶に残らなければ最初からなかったことと一緒になる(忘れてしまったということは忘れていないので厳密には違う)。

 

特にこの4日間くらいは「これ日記に書けるぞ!」と思ってたことがいつもより密にあったので尚更喪失してしまった感が強く、残念な気持ちになる。

 

無念…

 

とりあえずtwitterにあげたことは後から見返すことができるのでまたtwitterペタペタマンになってしまう。

 

もともと日記を書き始めた理由がtwitter流動性が高くて自分が何をやったかの追跡が難しいからというのがあるけど、twitterを日記に貼ってしまったらtwitterに書いた以外のことを忘れてしまうし日記のアイデンティティが著しく損なわれてしまうしで本末転倒感が否めないな。

 

 

インターネット人格論。

 

インターネットのお陰で刺激的な人間の強烈な人生を追体験したり蓄積したりすることができるし、それらには莫大な情報が詰まっていてコンテンツとしての面白さっていうのは凄まじいけど自分の人生のコンテンツ性と相対化してしまうと自尊心が滅茶苦茶に破壊されてしまうなと思っている。

 

これに対する解決策はとても明白で、バズりがちな自己啓発系のエトセトラではもはや何万回も擦られ続けている答えで「自分の人生と相対化しない」があるんだけど、正直これって解決できてなくね?と思っている。

 

最善の解決は「自分を承認するに値するだけのコンテンツ量の人生を送れるようにする」であって「相対化しない」は解決というよりは定義をズラす(もしくは発想を転換する)ことで自尊心の保護を図っているという感じで全面的な解決というよりは仕方なく講ずる次善の策って感じがある。

 

実際ほぼ大多数の人間はそうするしかないし、自分は「相対化することをやめる」ことすらやめられないような人間なのでめちゃくちゃ悶絶してる。

 

この葛藤を供養するために日記を書いていると言ってもあながち間違いじゃない。

 

これからも他人と自分を相対して苦しみながら生きるぞ〜の所存。

 

 

自分のやりたいときにやりゃ良いじゃん。

 

 

マジで可愛くて秒でチャンネル登録した。

 

とにかく滑らかに動いてその1フレームごとが完成されている。あと動いた時の可愛さが最大化されるようにモデリングされている気がする(素人だから何もわかりません)

 

「連続性のある可愛さ」をここまで感じたのはもしかしたら初めてかも。

 

 

めちゃくちゃ切羽詰ってんのにシグルイ面白すぎて読むのやめたんねーんだけど。

 

覚悟のススメと同じ作者が書いたもの。御前試合に因縁深い2人が激突するというのが漫画の冒頭になっていて、そこに至るまでの長い回想が進んでいくという展開になっている漫画。

 

この漫画とにかく狂人がめちゃめちゃ出てくる。主要な人物はほぼ確実にどこかが逸脱していて、特にヤバいのは主人公たちの師匠にあたる岩本虎眼。

 

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すでに半分ボケていて、正気とボケを意識が反復横飛びしている。ボケてる時は鯉を生で丸かじりしたり剣の神業を披露した直後に失禁する異常者であり、たまに正気に戻るんだけど戻った時は人に切り掛かったり危険な稽古を命令したり(断ると殺される)している異常者。あと右手の指が6本ある。

 

主人公たちも狂ってるんだけどこのジジイが純粋に狂いすぎててヤバイせいで全然霞んで見える。

 

シグルイの戦闘はあっけないものが多いんだけどそのあっけなさが刀というものが持つ殺傷力を見せつけてくる。人間は刃が三寸入っただけで簡単に死に至ってしまうという恐ろしさが引き立ってる。

 

虎眼流の秘伝技も刀を振る最中に柄を持つ位置をズラしてリーチを伸ばすという単純なものだけど、ただの「握り方」がここでは文字通りの必殺技となるし、それがカッコよく見えるのはその握り方を極限まで高め一撃の戦いを制するからなんだと思う。シンプルでわかりやすいからこそのシブい業前に魅了されてしまった。(作中では大体3〜5メートル先の相手を即死させている)

 

最後の死闘もそれまでの文脈が積層しており厚くて密なものがある。

 

是非読んでください。

 

おしり