消尽の日記

中身も外見もまぁ覇気がない

自転車イン・ザ・京都

こんにちは!山科です。

 

 

自転車で京都をグルグルしていたのでそれについて書いていきます。

僕はその日やる事が沢山あって大変な一日でした。

「嫌だなー」とか「やりたくないなー」とか思いながら自転車を漕いでたとき突然

あっ!京都いこ!!

と思い立ち京都に行くことにしました。

その時は京都駅に行ってフラペチーノでも飲んで帰るかとか考えてました。

この思考の通り自分は基本的に嫌なことから逃げる怠惰な性格かつ計画性のない人間です。

もちろん最後に損するのは自分だし今やったほうがいいのは重々理解しているつもりなんですが、どうしても逃げてしまいます。

昔、友人に自分の怠け癖のことを指摘されたときに言われたお前はその場しのぎの人間だな」という正論になんの言い訳もできず、ただ黙ることしかできなかった情けない思い出があります。

そして計画性がなく唐突に思いついて行動しがちなので大体のことは間違った方、悪い方に傾きます。

今まで間違った道を選び続けてきましたが、今回も懲りずに逃げ出してしまいました。

では関係各所に謝罪を入れて、いざ京都へ参らん!*1

今回のサイクリングも質の悪い自転車(6000円のママチャリ、変速機無し)なので終始そのものの重量やブレーキの甘さ、振動でおかしくなる前輪など漕ぎの苦しみを味わいながらのサイクリングでした。

まず京阪淀駅の隣にある京都競馬場を見てから北上していきました、鉄道周りの道は舗装状態が良い事が多いです。

今回も例に漏れず気持ち良く走る事ができました。

国道1号線に合流するのでそこからはずっと直線です。

京都市付近は基本的に碁盤の目状に大きい道路が走っているので道がすこぶるわかりやすいです。

油小路手前の伏見区にある京都南大橋で自転車を転がしているとちょうど夕方で綺麗な夕焼けを見る事ができました。

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自分のスマホと撮影技術では表現しきれませんが肉眼で見たこの空は大変綺麗に見えました。

そのまま漕ぎ続け京都駅へ

ここで気付きました。

「自転車止めるとこがない」

めちゃくちゃおしゃれな街並みでしたが駐輪場が見当たらない、「京都の街には駐輪場なんて野暮ったいものは要りまへん」といけずな京都婦人に言われたかのような気持ちになりました。(被害妄想)

しかもフラペチーノも駅構内にしかなさそうだしそもそも人混みの山、山、山で入る気にはなれませんでした。

「まぁいいや、帰ろ。」

京都駅でフラペチーノを飲むという目標は現地に着いて1分で霧散し既にお家に帰りたくなっていました。

まぁ来たんだしとりあえずと思って撮った写真です、ご査収ください。

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そんなこんなで帰り道、やはり街並みの色がしっとりしていて落ち着きがある。

いつも赤背景の白い文字で人の目を攻撃するような発色をしている我らがジョーシンですら茶色になってて、昔ヤンチャしてたヤンキーが歳をとって丸くなったみたいな趣がありました。

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そのままチャリチャリさせつつ京都を脱出しました。

感想としては洛中と洛外で走りやすさが全然違うこと。

昔は「洛外は京都じゃない」といういけずワードがあるくらいに差別されてたんですけど今も健在ですね、道の舗装に対する本気度が全然違います。(偏見)

 

そして家までに激坂がいくらかあって脚が完全に死に体と化しました。

でも坂道のチェーンとギアがしっかり噛み合う感覚に虜にされてしまっていて「今、俺は自転車を漕いでるぞ!」という実感が持てるので好きです。

久しぶりに漕いだので会陰部と手のひらが摩擦でヒリヒリしました。

地味に一番つらかったかもしれない。

ものすごく無駄な時間の過ごし方をしてしまいましたが、自転車を乗っている間は煩わしいことの全てを忘れて、風景や道行く人を見て楽しむ事ができるので完全に精神安定剤になっています。

だからやめられないんですよねぇ(クズ)

 

 

今回のサイクリングでブレーキパッドが摩耗しちゃったので交換しようと思います。

だから今自転車をいじってんじゃ

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おしり

 

*1:この謝罪は京都に行かなければせずに済んだものでしたが謝ることより今やりたくないという気持ちが先行してしまった。今思うとカスすぎる。