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朝
— tofubeats (@tofubeats) 2021年8月3日
歌詞の「ダンスをしたい好きなだけ 好きなタイミングで 好きな音楽で」は真実だと思う。聴いてきた曲の歌詞として最も好きな歌詞のうちのひとつ。
これを聴きながら昨日買ったもものジャムをトーストに塗って食べた。芳醇さがあって深いのに甘みが全くしつこくない。食べたことのないもも味だと感じた。果肉がごろごろ入ってるタイプのジャムだったけど果実の感じはほぼなくて、舌の上をねっとりとほどけるような感じの甘さがあった。"潤んだコク”の概念がほぼそのまま味になったみたいな感じ。
美味しかったので短歌を詠んだ。
ももの香でべとべとになるトーストをそばで見ていた小さな花瓶
もうちょっと意外性が欲しい感じがある。食卓にちゃいちい花瓶があって、今は何も飾ってないけど一輪挿しにちょうどいいので今度お花を買うのもいいかもしれない。助詞を省かないことを意識するとちょっとだけ短歌っぽさがでることに気付いた。
何もしたくないから、まだ寝てるふりしとこ😴
魔界ノりりむさんのツイッターのことが頭に浮かんだので漁ってたらこれが出てきて食らった。りりむさんが配信タイトルにつけた「いつから朝でどこから友達なの?」のことが本当に大好きなんだけど、これもかなり好き。ポエジーな雰囲気を帯びた特別な言い回しのように感じられて良い。右に曲ガールを聴きながらツイートを漁ってた。殻の中から放たれたる槍であり続けていることの凄さ。
昼
うつらうつらしながら短歌研究のコラムを読んだりしてた。
「あを海にのぞまざらめや一切は海にぞ生まれて海に尽きなん/小池純代」は多分「白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ/若山牧水」から取った歌なんだろうと思うけど、それぞれの歌人が海から汲み取るイメージの違いを感じてとても面白い(興味深いのニュアンス)と思う
— 消尽 (@n_exhaustion) 2021年8月3日
昨日短歌研究を読んで得た気付き。前者は海への本能的な回帰が詠まれていて後者では白鳥の孤独を浮きだたせる舞台としての役割を持っている(という風に解釈したけど誤読かもしれない)
自分だったら海についてどう考えるだろうとか考えながら読んでた。砂浜にバーベキュー関係のごみが埋まってることが思い浮かんだのでそういったことをこねこねして書くかもしれない。上記の二首は鮮烈な描写を伴った本当に凄い短歌だと思っているし、かなり好き。
夜
兵士が見た(平和な世界が実現する)夢の話を描いた曲。サビ前がぽつりぽつりと歌われていく中で声がリフレインする部分がとても神秘的で良い。歌詞の主体(兵士)が言った「私は見た!私は聴いた!」や「零れないで!」といった感嘆符のついた部分に強い情動を感じて好き。
砕け散った宝石をみると宝石の国のことを思い出す。11巻が出たのはもう去年のこと。ヰ世界情緒さんが鏡面の波を歌っているという事実がとてつもなく嬉しい。
明日早いので寝る。
おわり