消尽の日記

中身も外見もまぁ覇気がない

「梨の礫」8/15〜8/16の日記

 

 

8/15

 

早朝に目覚ましをセットしたのにいつのまにか時間が過ぎまくってた。慌てて準備して電車に乗った。

 

 

塚口のレヴュー特別音響上映を観に行った。

 

 

本当にこれ。最初は爆音上映的なノリなのかなと思ってたけどそういうわけじゃなくて、実際は効果音がパワーアップされてるという意味での特別音響だった。音に生々しさがあって大場さんの刀を振る音が空気を鋭利に切り裂いていたし、露崎さんのメイスが地面を砕く音は硬いものを強く地面にぶつけた時のヒヤッとする気分を味わうことができた。ドスも本当に畳に刺さってた。ドスを畳に刺したことはないけどそうとしか思えないような音が鳴っていて凄かったという感想。

 

そのほかにも真矢クロレビューのラストで舞台が燃える音や今までの自分を焼却する音は地鳴りみたいな低音と共にごうごうと燃え盛っている音がして迫力満点だった。

 

 

これ、「役になりきること」に固執していた天堂さんが最後は西條クロディーヌに役柄を見出すことなく、ただ「目の前の貴方」に見惚れていたことが対照的で凄く良かったという話がしたかったということです。

 

これは16日に呟いたやつだけど見てる間もこんな感じのことをふんわり考えてた。

 

この日は午後から晴れてたんだけど晴れの日の阪急神戸線の十三駅は本当に良い。白基調の清廉な印象を受けるホームにえんじ色の列車が滑り込むので日が照ってるとコントラストが鮮烈でかなり映える。

 

 

家に帰る前に梨を買ったので食べた。旬のお味で美味しい。梨の礫って言葉を思い出したけどざっくり調べてみた感じこの「梨」は「無し」と掛けているだけで特段の意味はないらしい(諸説はあるかもしれない)

 

特に意味もなくマイナスのイメージを付与されてる梨くんかわいそう。

 

夕方

 

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スーパーカップとカフェオレを飲み食いしながらにじさんじ甲子園を観た。決勝の壮絶な投手争いと打撃の嵐は目を見張るものがあったと思う。叶と社築のトップ2投手が真っ向勝負の形となって熱投を繰り広げていた。

 

叶は6回表でスタミナが尽きたのにちゃっかり9回表まで投げ切っていてスタミナという概念を限界突破していたし、社はスプリットやカーブで芯を食わせないバッティングに際どい直球で打者を追い込むスタイルが型にハマっていた。

 

中盤からは加賀美実業が上位下位の打線関係なくヒットを量産し7-3で勝利を収めた。叶の失投を逃さず逆方向へ飛ばした来栖のホームランとインハイのストレートを真芯で捉えて観客席まで引っ張ったPomuの一撃が見所。

 

 

 

かなりかっこよかった。サックスのメロディーに合わせたビートアプローチが秀逸でクセになる低音でラップしてて超dope。サックスの音色に全く負けてないのが凄いと思う。普通こういった上物が超強いビートはビートの強さに流されちゃって声が浮くか存在感を出せなくて埋没しがちなのでとても技術があると思う。

 

8/16

 

 

全然寝付けなくて裏ラジオウルナイトやオードリーのオールナイトニッポン、サクラチル(lofiのチャンネル)などを流し聴きしてたけど眠れなかった。結局朝四時くらいに気絶した気がする。

 

8時過ぎに起きて午前ミーティングの準備。ミーティングが終了。カレーうどんを食べた。

 

カレーうどん美味しいけど残り汁の処理がめんどくさい。そのまま流すと排水口が汚れまくるのでクッキングペーパーを敷いた小袋に捨てるんだけどこういうちょっとした手間がめんどくさがる心をちくちく刺激してくる。

 

昼下がり

 

寝ないとバイトで気を失うと思ってちょっと寝た。

 

 

ちゃんと寝ようね。

 

バイト

 

バイト中に同僚からお題をもらってそれで一首考えた。今回のお題は「汗」だったけど意外と難しかった。以下出来たもの。

 

過ぎ去った風のみだけが知っている消えた(  )の行方と滲み

 

汗→青春→甲子園→消える魔球みたいな連想でできた短歌

 

「滲み」って間接的過ぎてギリギリアウトじゃない?という気持ちと(  )を魔球であると読み解かせようとするのはさすがに飛び道具すぎない?という気持ちがある。そもそも「滲み」という言葉自体が短歌の中で浮きすぎ。一応(  )に「悪臭」とかを代入するとファブリーズをしまくった服を着ているみたいな内容の短歌に解釈することも可能になるような構成にしたけど無理矢理感が凄い。もうちょっと頑張りましょう。

 

 

バイトから帰ったら速攻で寝るために日記をバ先で書いてきたので夜は時間があった。速攻で就寝準備をして神速の勢いで布団に挟まり込んで寝る(意気込み)

 

おわり